クリニックブログ

キズ・やけどについてアーカイブ

みなさんはすりキズ、浅い切り傷、やけどなどどのように治療されていますか?我々医療従事者も以前はキズややけどの箇所を消毒してガーゼを当てていました。今でもみなさんもそのようにされていますか?キズからでてくる体液の一部の成分がキズを治すのに非常に役にたっていることがわかってきました。その理論に基づいて治療する方法を浸潤療法と言います。その考え方やその治療をするにあたって必要な物品についてのホームページを掲載しておきますのでご参考にしてください。


日本創傷外科学会

キズポーパッド™について(ジョンソン・エンド・ジョンソン)

ケアリーヴ 治す力™(NICHIBAN)

ケアリーヴ 治す力™ 防水タイプ(NICHIBAN)

キズクイックfit(TOYO KAGAKU)

キズクイック(TOYO KAGAKU)

プラスモイスト®シリーズ(瑞光メディカル)


破傷風トキソイド

過去の報告例の中には軽微な創傷により発症している例や、 感染経路が不明の例もあることから外傷後に破傷風を発症するか否かを予想することは困難とされています。よって、破傷風をおこす可能性の高いキズ(受傷後時間のたっているもの、 創面に異物を認めるもの、 壊死組織や感染徴候のあるもの、 創の深さが1cmをこえるもの、 神経障害や組織の虚血を合併しているものなど)には予防接種が勧められます。破傷風抗毒素抗体価は約10年で発症防御レベルを下回るといわれているため、過去の予防接種から10年以上経過している場合は破傷風トキソイドの追加接種が必要と考えられます。